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胸・背中の痛み

肋間神経痛

肋間神経痛

肋骨と肋骨の間のことを「肋間」と呼び、ここにある神経の障害によって痛みが生じるのが「肋間神経痛」です。
多くは、肋骨沿いに鋭い痛みが生じます。
そのほか、背中、腋、みぞおちなどに痛みが生じるケースも見られます。

胸膜炎、肺がん、肺炎などの疾患を原因として起こる「続発性肋間神経痛」と、ストレスや不良姿勢、筋肉の緊張などを原因とする「原発性肋間神経痛」に分けられます。

脊椎圧迫骨折

ご高齢の方に多い、縦方向の力がかかったことによって生じる脊椎の骨折です。
本来は事故などの激しい衝撃によって起こるものですが、骨粗鬆症で骨がもろくなっていると、尻もちをついた程度の衝撃、日常的な動作によるダメージの蓄積で気づかないうちに骨折していることもあります。

痛みによって立ち座りや歩行がつらい、屈んだ時に痛みが強くなるといった症状が現れ、日常生活に大きな支障をきたします。
なお腰椎で生じる圧迫骨折もあり、こちらは腰椎圧迫骨折と言います。

胸椎椎間板ヘルニア

20~30代の若い世代、特に男性に多くみられます。
何らかの原因によって胸椎椎間板が突出し、近くの神経が圧迫され痛み・痺れが生じます。
肋間神経痛、足の痛み・痺れ、歩行障害、排尿障害などの症状が見られます。

帯状疱疹

胸部、顔をはじめとする全身の中の一定の部位に、ピリピリとした痛み・赤い水ぶくれが生じます。
症状が広範囲に広がったり、顔面麻痺・手の麻痺を伴ったりすることもあります。
原因は、過去に感染し水疱瘡を引き起こした水痘帯状疱疹ウイルスです。子どもの頃に水疱瘡にかかると、症状が治まったあとも、このウイルスは脊髄に潜んでおり、体力が低下したときなどに再活性化して帯状疱疹を引き起こします。