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下半身の痛み

変形性膝関節症

変形性膝関節症

50~60代の女性によくみられる疾患です。
加齢や肥満などによって膝関節の軟骨が弾力を失い、すり減り、関節そのものが変形し強い痛みを伴います。
初期であれば安静によって痛みは和らぐものの、進行すると安静時にも強い痛みが生じるようになります。
加齢・肥満のほか、遺伝、O脚も発症にかかわっているものと思われます。
また、骨折や靭帯損傷、半月板損傷といった外傷の後遺症として変形性膝関節症が生じることもあります。

変形性股関節症

肥満、不良姿勢、筋力低下、先天性股関節脱臼、臼蓋形成不全、腰椎疾患などによって股関節が障害され、軟骨が弾力を失い、すり減り、関節が変形し強い痛みを伴う疾患です。
痛みに加え、筋肉のこわばる感じもあり、歩行、立ち座り、階段の昇降などの動作に支障をきたします。
進行するほど日常生活への支障も大きくなり、QOL(生活の質)の低下が懸念されます。

坐骨神経痛

腰から足先に向けて伸びている末梢神経のことを「坐骨神経」と言います。
そして、脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニアなどによって、この坐骨神経が圧迫されて痛みなどの症状をきたしている状態が「坐骨神経痛」です。
臀部、大腿、足先の痛み・痺れなどの症状を伴います。

筋痙攣(こむら返り)

筋肉がつってしまうことを「筋痙攣」と呼び、このうちふくらはぎで起こったものが「こむら返り」です。
筋肉の痙攣、痛みを伴います。
原因としては、脊柱管狭窄症といった脊椎疾患、下肢静脈瘤、閉塞性動脈硬化症、脱水、糖尿病、甲状腺疾患、準備運動不足などが挙げられます。
ご高齢の方、女性、妊婦様に起こるケースが目立ちます。
また、激しい運動をした後、睡眠中などにも起こりやすくなります。
原因を見てもわかる通り、水分を小まめに摂ること、運動前にストレッチなどの準備運動をしっかり行うことなどが予防に有効です。