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腰椎分離症(すべり症)

2025.08.04

こんにちは。ふかざわ痛みのクリニック 院長の深澤です。

腰椎分離症は背骨を構成する骨の関節にある椎弓という部位が疲労骨折をしている状態です。

腰椎分離症は、曲げ伸ばしや捻るような動作をくり返すことで発生します。そのため、スポーツによる反復ストレスが原因となることが多いです。なかでも10~15歳の発育期によく発症します。

腰椎分離症について、詳しく見てみましょう。

原因

主な原因は、ハードなスポーツをくり返すことです。なかでも、体幹の伸展や回旋運動が多いスポーツをしている方によく発症します。走る動作など同じことを反復したり、相手の動きに対応して身体をさまざまな方向に動かしたりすることが腰椎分離症につながるのです。

具体的には、野球・サッカー・陸上競技選手・テニス・バスケットボール・陸上競技などのスポーツで多発します。

症状

・腰を伸ばしたとき疼痛がある
・下肢に張りや痛みがある
・腰や下肢がしびれる など

治療

装具療法

初期〜中期であれば、スポーツを中止すれば3~6か月で骨折部は自然に治癒します。

硬性装具や硬性コルセットを着用し、腰を伸展させたり回旋させたりしないよう、骨折部に負担がかからないようにします。

運動療法

安静にするだけでは、筋肉が衰えてしまいます。そのため、適宜、体幹筋を鍛えるトレーニングや胸郭や股関節周囲の可動域を広げるストレッチなどを取り入れることが大切です。

状態を観察しながら、タイミングを見て段階的にスポーツに復帰できるように医療機関のサポートを受けることが大切です。

ブロック療法

腰椎分離症の状態や痛みの度合いによっては、神経ブロック注射をおこないます。

神経ブロック注射は、神経の根元にステロイド薬と局所麻酔薬を注入して症状を緩和する治療です。筋肉の緊張をゆるめ、血流を促進することで痛みを和らげます。

ただし、注射で痛みを抑えてスポーツを続けるのではなく、装具療法や運動療法で改善してから復帰することが重要です。

手術

重症の場合は手術が必要になることあります。

まとめ

まとめ

腰椎分離症が多く見られるのは成長期の方ですが、成人でも十分に起こり得る疾患です。腰を伸ばしたとき疼痛があるなど、心当たりがある方は、まずは検査を受けましょう。

当院では、専門医の豊富な治療実績と経験を活かし、みなさまの腰痛の改善をサポートしています。腰痛でお悩みの方は、いつでもご相談ください。